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日本SGI、ライセンスの使用状況を可視化し、利用を効率化するライセンス管理製品「License Watcher」

2010年2月16日(火)鳥越 武史(IT Leaders編集部)

日本SGIは2010年1月7日、ソフトウェアライセンス管理製品「License Watcher」の販売を始めた。Webブラウザを使ってライセンスの空き状況を容易に確認できるのが特徴。「フローティングライセンス」と呼ばれるライセンス形態で購入したソフトウェアの有効活用を可能にする。

フローティングライセンスとは、契約した最大数までの範囲で、複数ユーザーがソフトウェアを同時使用できる契約形態。CADやCAEといった設計開発ソフトで多く採用されている。

フローティングライセンスを利用する際は、ユーザーへのライセンス発行機能を持つ「ライセンスサーバー」を構築するのが一般的。LicenseWatcher の管理サーバーは、ネットワーク管理プロトコルであるSNMPを利用してネットワーク上のライセンスサーバーに接続し、ライセンス使用状況を取得する。

管理者向けに、長時間利用中のライセンスを強制的に解放する機能や、ライセンス期限の通知機能も備える。価格は58万円(税別)から。年間50本の売り上げを目指す。 (鳥越)

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