ビーエスピー(BSP)は2010年2月3日、サーバ監視、ネットワーク監視、PC管理の統合運用管理ツール「Sky-Eye Tribune(スカイ・アイ・トリビューン)」の新バージョンを同日より発売すると発表した。
「Sky-Eye Tribune」は、使いやすさと分かりやすさが特徴の統合運用管理ツール。1つのコンソールからサーバ監視やネットワーク監視はもちろん、インベントリ管理やリモート操作、一連のPC操作履歴やプログラムの稼働実績のデータ収集を行える。新バージョンでは、複雑になりがちな運用操作の機能をコンソール画面に分かりやすく配置したことにより、操作性がより向上した。
さらに、管理者の運用管理における業務負荷を大幅に軽減し、より効率的に業務を行えるように、ユーザ操作履歴の追跡などの新機能に加え、レポート作成および検索機能をはじめとする機能が強化された。
同製品の主な新機能は以下のとおり。
- ファイル操作・印刷履歴が採取可能
ウィンドウ操作、ファイル操作および印刷の履歴を一連の流れとして管理することができ、ユーザ操作を簡単に追跡することが可能。内部統制やグリーンIT対応等における基礎データとして活用できる。 - レポート機能の強化
PC稼働履歴レポートなどの新規レポート作成や検索機能をより強化。CSVファイル出力以外に印刷画面からのPDFファイル作成も可能。 - 対応プラットフォームの拡張
サーバエージェント、PCエージェントが、Windows Server2008 R2、Windows 7およびCentOSの32/64ビットOSをはじめとする各種プラットフォームに対応。さらに、ソフトウェア資産管理、ライセンス管理の対象OSにLinux、UNIXを追加した。 - 統合ログ管理ツール「Loganizer(ロガナイザー)」との連携
同製品で監視、採取したサーバ、クライアントの各種ログを「Loganizer」が自動的に収集、保存、管理。また、収集した情報から障害を予測検知するための性能分析レポートを自動的に作成することが可能となる。
同製品の価格は、PCエージェント50ユーザーライセンスが50万円より。Windows/Linuxサーバエージェント5ユーザーライセンスが49万円より。なお、価格にはマネージャ/コンソールソフトウェア1ライセンスが含まれる。
ビーエスピー
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