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東芝ソリューション、IT化と効率化を加速する「Eiplaza」をSaaS型で提供

2010年2月25日(木)IT Leaders編集部

東芝ソリューションは2010年2月24日、クラウドサービスの第2弾として、日々の業務情報を効率よく蓄積・活用できる、情報活用ソリューションをSaaSで提供する「Eiplaza」の販売を2010年3月より開始すると発表した。

業務プロセスの明確化と成果物の記録などに対して、情報を効率よく蓄積・管理し、全社で共有することができる情報活用システムが有効である。同社は、ナレッジマネジメント支援システム「KnowledgeMeister」をはじめとする情報活用ソリューションを提供しているが、今回4つのサービスをSaaSの形態で提供開始する。これにより、顧客は、ハードウェア資産などの初期コストを抑え、必要な規模で段階的に導入することが可能になる。

「Eiplaza」は、同社の日本語処理・自然言語処理技術、文字・画像認識技術、XML技術などのコア技術を基にして、企業の情報活用で必須となるファイルサーバ、文書保管・検索、コミュニティ機能や、より高度な翻訳やテキスト分類、テキスト分析機能など、顧客の多様な要求にワンストップで応えられる情報活用機能をラインアップしている。「Eiplaza」の豊富なラインアップから、業務の流れの中で必要なものを自由に選択し、組み合わせて利用できる。これにより、コンプライアンスに対応した文書の生成・管理・活用などを実現できる。

「Eiplaza」で提供するサービスは次のとおり。

  • ファイル共有「Eiplaza/FS」
    Microsoft Windowsのエクスプローラから利用できるネットワーク経由のファイルサーバである。Webブラウザのインタフェースで提供されるファイル共有サービスとは異なり、使い慣れたエクスプローラから利用できる。
  • 文書管理「Eiplaza/DM」
    企業内の大量なドキュメントや成果物をアクセス制御機能やアクセスログ機能により安全に一元管理し、活用を促進する、ネットワーク経由の文書管理機能である。
  • コミュニティ「Eiplaza/CM」
    情報交換の場である「コミュニティ」を作成し、メールやWebからのやりとりを、業務の履歴やノウハウとして蓄積・共有できる、ネットワーク経由のコミュニティである。業務で交わされるメールを共有情報として整理し、利用できるようにする。
  • 翻訳「Eiplaza/MT」
    文書やWebページの翻訳を行う、ネットワーク経由の翻訳機能である。豊富な専門用語辞書も使用可能で、精度の高い日英/英日・日中/中日の翻訳を提供する。

「Eiplaza」は、バックアップやパッチ適用などシステム管理者が行っていた作業を含んたサービス提供なので、今まで手間のかかっていたシステムの管理や運用の作業が大幅に軽減される。また、同社のプラットフォーム上で構築・運用しているため、顧客は安心して各種サービスを利用できる。

今後東芝ソリューションは、さらに規程管理や内部統制などの業務システムをSaaS化し、順次「Eiplaza」のラインアップを強化していくとしている。

東芝ソリューション
http://www.toshiba-sol.co.jp/

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東芝デジタルソリューションズ / 内部統制 / SaaS

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