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日立システムと日立ソフト、効率的な文書管理システムへの移行ソリューションを販売

2010年4月15日(木)IT Leaders編集部

日立システムアンドサービス(日立システム)と日立ソフトウェアエンジニアリング(日立ソフト)は2010年4月14日、日立システムのドキュメントソリューション「ラビニティ」と日立ソフトのコンテンツ運用支援ソリューション「MEANS」(ミーンズ)を連携し、ファイルサーバーから効率的に文書管理システムへ移行できる「ファイルサーバーマイグレーション」の販売を4月15日から開始すると発表した。

発表によれば、文書を個人のPCで保管するのでなく、共有のファイルサーバーや文書管理システムによって管理する企業が増えているが、ファイルサーバーでのファイル保存や文書管理システムへのファイル登録は個人任せとなっていることが多く、ディスク使用容量の増大に伴うコストの上昇や、必要なファイルを探す手間が発生するなどの生産性低下が問題となっている。

両社が今回、販売を開始するファイルサーバーマイグレーションでは、システムがファイルサーバー内の不要なファイル候補を自動で判別し、その削除を促すことで利用者が必要と判断したファイルのみを決められた保管場所で管理可能とするもの。文書など監査証跡やセキュリティ管理が必要な重要ファイルは、文書管理システムで一元管理し、それ以外のファイルはファイルサーバーで管理するというように文書に応じた管理・運用ができるようになる。

ファイルサーバーマイグレーションの概要は、以下のとおり。

1. ファイル属性から不要ファイルの自動判別を行い、削除を促す(MEANSの機能)
【削除ポリシー標準例】

  •  一定期間使用されていない古いファイル
  •  ログやバックアップ用に一時的に利用されたファイル
  •  ディスクを圧迫している大容量ファイル

2. 統計レポートにより削除運用を支援(MEANSの機能)

  • ファイルサーバーの利用状況がわかるレポートをWebブラウザで確認可能

3. ファイルサーバーと文書管理システムのスムーズな連携(ラビニティ、MEANSの機能)

  • ファイルサーバー上のファイルをMEANSからラビニティに受け渡す機能を提供
  • Web画面での操作で、重要なファイルをファイルサーバーから文書管理システムに移動
  • MEANSが自動的に収集したファイル属性をラビニティに受け渡すことで、ファイルサーバーと文書管理システムをスムーズに連携

4. アクセス権、監査証跡ログによるセキュリティ管理(ラビニティの機能)

  • 参照、更新を制御するアクセス権を設定し、文書改ざんや情報漏えいを防止
  • 操作履歴を記録し、監査証跡として活用可能

5. ファイルのバージョン管理(ラビニティの機能)

  • 更新の経緯を確認したり、更新前の文書を取り出すことが可能
  • 文書の更新はチェックイン・チェックアウト機能により、同時更新による上書きミスを防止

6. ファイルの参照・検索(ラビニティ、MEANSの機能)

  • ファイルサーバーおよび文書管理システムで管理するファイル名やコメント等の属性と本文テキストを同時に検索可能
  • 属性検索、全文検索、フォルダによる絞り込み検索が可能

両社は共同で、同ソリューションを幅広い業種に向け販売していく

「MEANS」
http://hitachisoft.jp/products/means/

「ラビニティ」
http://www.hitachi-system.co.jp/libinity/

日立ソフトウェアエンジニアリング
http://hitachisoft.jp/index.html

日立システムアンドサービス
http://www.hitachi-system.co.jp/

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日立ソリューションズ / 文書管理 / ファイルサーバー

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