[新製品・サービス]
日本オラクル、「Oracle Database 11g Release 2」のWindows Server 2008 R2とWindows 7対応を発表
2010年4月21日(水)
日本オラクルは2010年4月20日、データベース管理基盤「Oracle Database 11g Release 2」をMicrosoft Windows Server 2008 R2およびMicrosoft Windows 7に対応させ、「Oracle Database 11g Release 2 for 32-bit Windows」「Oracle Database 11g Release 2 for Windows x64」として2010年5月18日より出荷を開始しすると発表した。また、同製品を採用・導入を支援する早期検証プログラムの実施と、パートナーとの共同プロモーションを展開することもあわせて発表した。
同製品は、より低いコストでより堅牢なインフラストラクチャを構築・運用することを可能とする。同社は、「OracleDatabase 11g Release 2」の対応OSを拡充することにより、データベース・システムの「信頼性」、「可用性」、「拡張性」、「パフォーマンス」といった、企業が規模を問わず抱えている課題への解決策を提案するとしている。また、ユーザー企業へシステム構築を提案するパートナーの提案領域とソリューションの幅を広げるとともに、プロジェクトリスクを低減するともしている。
同製品が対応するWindows OSは以下のとおり。
・Windows Server 2008 R2
・Windows Server 2008
・Windows Server 2003 R2
・Windows Server 2003
・Windows 7
・Windows Vista
・Windows XP
同製品の価格(すべて税込・予価)は以下のとおり。
- 「Oracle Database 11g Enterprise Edition」
Processorライセンス価格:542万1,150円
Named Userライセンス価格:10万8,465円 - 「Oracle Database 11g Standard Edition」
Processorライセンス価格:199万7,310円
Named Userライセンス価格:3万9,900円 - 「Oracle Database 11g Standard Edition One」
Processorライセンス価格:66万1,920円
Named Userライセンス価格:2万580円
また同社は、同製品の出荷に先立ち、ユーザーおよびパートナー企業が「Oracle Database 11g Release 2」の最新技術をすぐに活用できるよう、早期検証プログラムを実施する。
検証プログラムの概要は以下のとおり。
- ソフトウェアの完全版と開発ライセンスの提供
技術者コミュニティサイト「Oracle Technology Network」より、Windows Server 2008 R2とWindows 7に対応した「Oracle Database 11g Release 2」ソフトウェアの完全版を無償でダウンロード可能にする。ダウンロードしたソフトウェアには自己学習、アプリケーション開発と試作を目的とした開発ライセンスが提供されます。 - 技術者育成および技術情報提供の強化
技術者を対象にしたセミナー、ハンズオントレーニング、インターネットセミナーを実施。また、特設サイトを開設し、Windowsプラットフォームに特化した技術情報を提供する。いずれも、最新機能の紹介に加えて「Oracle Database」を旧バージョンから最新バージョンアップグレードする手法や、他社データベース製品からの移行手法についての情報提供を行う。さらに多くの技術者に「Oracle Database」を実際にインストールして体験してもらうため、1万1,000人の技術者への「Oracle Database 11g Release 2 for Windows」インストールDVDのプレゼントキャンペーンを実施する。
日本オラクル
http://www.oracle.com/lang/jp/
Oracle Technology Networkホームページ
http://otn.oracle.co.jp/