[新製品・サービス]

リコー、「マネージドITライフサイクルサービス」の提供開始を発表

2010年4月29日(木)IT Leaders編集部

リコーは2010年4月28日、ITサービス総合メニュー「ITKeeper(アイティキーパー)」に加わる新商品として、中堅・大手企業におけるPCの運用管理業務を受託する「マネージドITライフサイクルサービス」の提供を4月30日から開始すると発表した。「マネージドITライフサイクルサービス」は、PCの導入計画から、調達、導入・設置、運用・管理、保守、回収にいたるPCのライフサイクル全体をワンストップで受託し、月額料金で提供するサービスである。

「マネージドITライフサイクルサービス」の主な特徴は次のとおり。

  1. 調達申請システムの提供でTCOを削減
    調達申請システムの提供により、PC調達に関わる顧客の業務負荷を軽減する。これはクラウド上で提供されるため、システムの維持・運用コストを削減できる。また、PCマスター作成、現地サポート、資産管理ASP、情報漏えい対策ASP、ヘルプデスク等のオプションをラインアップすることにより、PCライフサイクルに関わるさまざまな要望に応える。
  2. 月額料金での提供
    通常、導入時に発生するコストを月額料金として回収するため、PC利用における運用・管理コストが明確となり、顧客のキャッシュフローが平準化される。また、顧客の経費計画に基づいたPCの調達と運用が可能になる。
  3. IT資産の統合管理によるIT統制の強化
    クラウド上でサービスを提供することにより、IT資産を統合管理することができ、契約情報など利用機器の基本情報は照会できる。基本ソフト(OS)のパッチ適用状況やウイルス対策ソフトの更新状況を確認できることに加え、各PCに導入されているソフトウエア情報も自動で管理できるため、規定外ソフトウエアの利用やライセンス違反を未然に抑止できる(オプション)。
  4. 経験・実績に基づくサービス
    PC導入に関してリコーが実際に導入した仕組み(PC資産管理、PCレンタル制度)をベースに作られた実績のあるサービスを提供する。マルチベンダーのPCに対応可能である。
  5. センター&オンサイトサービスで安心のサービス
    ハードウエア障害から、OSおよびソフトウエアの操作問合せまで、PCの運用をトータルにサポートする。訪問が必要と判断した場合には、全国398拠点、約4000名(2010年3月末時点)のカスタマーエンジニアが、訪問保守を実施する。さらに、ヘルプデスクで障害の切り分けからハードウエア修理の手配、操作問合せまでを一元受付する。

「マネージドITライフサイクルサービス」メニューは次のとおり。

【標準サービス】
PCレンタル、調達申請システム、キッティング・配送、一元受付手配、代替機保守、機器回収、データ消去、利用機器管理
【オプションサービス】
計画策定支援、PCマスター作成、現地サポート、情報漏えい対策ASP、資産管理ASP、ヘルプデスク、初期導入作業

「マネージドITライフサイクルサービス」(標準サービスでPC1000台を3年間利用する場合)の参考価格は、1PCあたり月額4800円(税込み)。

同社は、今後3年間で150社、260億円の販売を目指すとしている。

「マネージドITライフサイクルサービス」
http://www.ricoh.co.jp/itkeeper/mils/index.html

リコー
http://www.ricoh.co.jp/

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