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京セラ丸善システム、経営分析/レポーティングツール「Yellowfin ver.5」を発表

2010年5月19日(水)IT Leaders編集部

京セラ丸善システムインテグレーション(以下、KMSI)は2010年5月18日、経営分析(ビジネスインテリジェンス、以下BI)/レポーティングツールの最新版「Yellowfin(イエローフィン) ver.5」の提供を開始すると発表した。

 BIは、ERP(統合業務)やCRM(顧客管理)、SFA(営業支援)などと連携し、入力された情報を1つの画面内にグラフィカルに、かつリアルタイムに表示できるツールとして浸透してきている。そしてそれに伴い、大量データ処理を行う事例が増え、その処理時間の短縮を望むニーズが増えていることを受け、今回改善を施したのが「Yellowfin ver.5」である。

 「Yellowfin ver.5」は、イン・メモリデータベースを搭載し、これまでの30倍という応答時間の高速化を実現。また、大量のデータを扱う大手企業だけでなく、Excelなどのスプレッドシートでのレポートを主流とする中堅企業や部門間にも対応し、さまざまな視点でのレポートを作成することを可能にしている。また、組み込み型エンジンとしてもさまざまなシステムと連携して扱うことができる。

 「Yellowfin ver.5」の追加・改善機能は次のとおり。

  • イン・メモリデータベースの搭載。分析内容に応じて、データアクセスの変更も可能。
  • Excelなどの表計算ソフトスプレッドシートをデータソースの1つとして利用できる。一旦データベースへ取り込まれたシートのアップデート(追加・上書き)も可能。
  • 分析フィルタリングにおけるユーザインターフェイスの改善。
  • メタデータ管理の改善。
  • ローソク足などの株価グラフ、イベントグラフの追加。

「Yellowfin ver.5」の機能特徴は次のとおり。

  • SaaS、クラウド対応(マルチテナント機能を搭載)。
  • OEM対応(Webサービス構築に対応、APIを強化)。
  • iPhone対応(iPhoneアプリの無償提供、App Storeで入手可能)。

「Yellowfin ver.5」のパッケージ価格(税別)は次のとおり。

指名ユーザライセンス料金は、基本ライセンス構成が150万円~。
同時アクセスユーザライセンス料金は、5ユーザ同時アクセス構成が270万円(税別)~。サブスクリプションライセンス(3年利用契約の年次・月次払い方式)は、「指名ユーザライセンス」または「同時アクセスユーザライセンス」×60%。
OEMライセンスは、個別対応。

 なお同社は、今後1年間で売上1億5千万円を目指すとしている。


京セラ丸善システムインテグレーション
http://www.cd.maruzen.co.jp/kmsi/

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