[新製品・サービス]
データ同士を紐づけたままアーカイブ─日本IBMが「Optim Data Growth Solution」を発表
2010年6月10日(木)折川 忠弘(IT Leaders編集部)
日本IBMは2010年6月9日、データアーカイブソフト「IBM Optim Data Growth Solution for Oracle E-Business Suite V6.2」、「同 for PeopleSoft Enterprise V6.2」を発表した。ERPパッケージが利用するデータを対象にアーカイブする。これまでSAP ERPの対応製品しかなかったが、今回オラクルの「Oracle E-Business Suite」と「PeopleSoft Enterprise」対応製品を追加した。
日本IBMは、データアーカイブソフト「IBM Optim Data Growth Solution for Oracle E-Business Suite V6.2」「同 for PeopleSoft Enterprise V6.2」を発表した。ERPパッケージが利用するデータを対象にアーカイブする。これまでSAP ERPの対応製品しかなかったが、今回オラクルの「Oracle E-Business Suite」と「PeopleSoft Enterprise」対応製品を追加した。
データ同士の関連性を保持した状態でアーカイブできる点が特徴だ。生産や販売、会計などのさまざななデータを、顧客情報や注文履歴などと紐づけて保存する。これによりアーカイブしたデータを参照する際、データ同士の関係が失われていないため、すぐにデータ活用が可能になる。
通常業務で使用しない古いデータをアーカイブすることで、データベース内のデータ量を削減し、パフォーマンスを改善する効果も見込める。
価格(税別)は342万円から(2コア搭載のIBM POWER 550上で稼働するE-Business SuiteおよびPeopleSoft のデータベースが対象の場合)。 (折川)