住友電工情報システムは2010年8月5日、ビューワ連携機能を追加した全文検索エンジン「QuickSolution Ver.7.3」を開発し、同日より販売を開始すると発表した。
住友電工情報システムは、2001年4月に全文検索エンジン「QuickSolution」をリリースした。新版「QuickSolution Ver.7.3」では、ファイルサーバ上に格納されている文書ファイルをページ単位で検索し、その検索した文書をXCDFビューワで高速表示することが可能となった。
これにより、検索でヒットしたファイルをCADなどのアプリケーションがなくても、高速快適に表示することが可能となった。また、ボリュームの多い文書ファイルでも該当するページを即表示できるようになり、社内ネットワーク上に存在する情報資産を効率的に活用できる。
同製品の本体標準価格は80万円~1350万円。主な特徴は以下のとおり。
- XCDFビューワ連携(オプション)
ファイルサーバ上に格納されている文書ファイルをページ単位で参照できる。検索結果をクリックすると、文書がXCDFビューワで瞬時に表示され、キーワードを含む箇所がハイライト表示される。 - カテゴリ集計機能の拡張
検索結果に対するカテゴリ集計機能を拡張し、以下のような集計が可能となった。たとえば、ファイルサーバの場合、検索した結果を更新日時や文書の種類で集計し、ワンクリックで検索結果を絞り込める。
(1) 日付型フィールド:年、年度、半期、四半期、1日以内、1週間以内、1ヶ月以内 等
(2) 数値型フィールド:「1000円~9999円」、「10歳~、20歳~」 等
(3) 文書の種類 :Word、Excel、PowerPoint、PDF 等
(4) 検索対象 :開発共有フォルダ、営業Notesサーバ 等
(5) 検索対象種別 :文書ファイル、Webコンテンツ、RDB 等 - 可視化機能の拡張(オプション)
可視化機能に関して以下の機能などを追加。
(1) 文書を日付や文書の種類など、各種属性により分類して表示する機能
(2) グラフ全体の表示倍率を画面上のボタンを操作して、簡単に調節する機能
住友電工情報システム
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