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リスクを加味して債権や有価証券の原価を算定

2010年10月1日(金)

SAS IFRS金融商品会計ソリューション/SAS Institute Japan 2015年か2016年に国内企業への適用義務付けが見込まれる国際会計基準「IFRS」。準備にかけられる時間は刻一刻と短くなり、待ったなしの状況になりつつある。

そうした中、分析ソフト大手のSAS Institute Japanは2010年8月24日、金融機関向けの会計業務用ソフトを発表した。宮田靖執行役員は「(国内外の例をみると)制度の理解と対応計画の立案、システム整備にそれぞれ1年、合計3年かかる。適用が義務付けられた際に過去3年分の財務をIFRSに準拠させて開示するには、もう着手しないと間に合わない」と話す。

発表したのは、債権や有価証券といった金融商品に対してIFRSが規定した会計処理を支援する「SAS IFRS金融商品会計ソリューション」である。金融商品の価値や原価の測定法を区分けする「分類」、金融商品の価値や原価を算定・仕訳する「測定/仕訳」、連結会計処理やIFRS準拠の財務諸表を作成する「連結/開示」の3コンポーネントで構成。満期前に商品が償還されるリスクなどを加味した原価の算定ができる。 (栗原)

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