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[新製品・サービス]

日立情報、信用保証会社向け保証業務管理システム「FiNext/GM Pro」を発売

2010年10月9日(土)IT Leaders編集部

日立情報システムズ(日立情報)は2010年10月8日、個人ローンなどを保証する信用保証会社向けに、保証業務管理システム「FiNext(ファインネクスト)/GM Pro」を発売した。

「FiNext/GM Pro」は、パラメータを設定することにより顧客のニーズに応じたシステムを構築できるパッケージ製品。同製品を利用すると、保証料計算から保証・求償の進捗管理までを一元管理できる「保証業務管理システム」を、最短3カ月で導入できる。

発表によれば、信用保証会社を取り巻く環境は、法・社会情勢の変化や保証事業への新規参入業者の増加、各種ローン商品の増加など、激しく変化しており、保有情報の戦略的活用だけでなく、ローン商品の追加や、保証料の変更等への柔軟な対応が求められている。

日立情報では、信用保証会社向け基幹システムとしてC/S型の「FiNext/GM」を2000年より販売してきたが、顧客に応じたカスタマイズが必要で、導入に時間とコストを要していたため、今回、パラメータ設定によるシステム構築を可能にしたWebシステム「FiNext/GM Pro」を販売開始する。それにより、個別のカスタマイズを抑えながらも、きめ細かなニーズに柔軟に対応することができ、より短納期・低価格でのシステム導入が可能となる。

「FiNext/GM Pro」の特徴は以下のとおり。

  1. パラメータの設定により顧客のニーズに柔軟に対応可能
    ビジネスパラメータ、画面項目、帳票テンプレート等の設定でシステム生成を行い構築する。必要な機能や帳票を顧客に合わせて作り込むのでなく、顧客が選ぶ形で構築するため、ニーズに柔軟に対応できる。また、オプションモジュールの組み合わせによる拡張や、最小構成のみのスモールスタートも可能となる。
  2. システム構築・改修への対応
    パラメータの設定方式により、プロトタイプで動作確認ができ、短期間での導入が可能。
  3. 豊富なオプションモジュールを用意
    オプションモジュールを利用すると、金融機関データについては、I/Fファイルのパラメータ化により種々のフォーマットに簡易的に設定できる。また、経理システムへの仕訳データ、個人信用情報機関への報告データ等にも対応。

システムの提供価格(税込み)は以下のとおり。

  • 保証業務管理モジュール:368万円
  • 求償業務管理モジュール:368万円
  • SE 作業費、データ移行費:210万円~

同社では「FiNext/GM Pro」を顧客情報の戦略的活用、保証業務の効率化を目指す信用保証会社に拡販する。また、導入・運用面でさらなるコスト削減が可能なSaaS 型サービスの提供も予定しているとのこと。

信用保証業務管理システム「FiNext/GM Pro」
http://www.hitachijoho.com/solution/finext/gm/

日立情報システムズ
http://www.hitachijoho.com/

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日立システムズ / 財務 / 金融

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