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ISAがシステム監視警告灯の新モデル「警子ちゃん 3G」を投入、警告色を増やし異常時の状況を細かく表現

2010年10月29日(金)IT Leaders編集部

アイエスエイは2010年10月27日、システムの異常をランプとブザーで知らせる専用装置「警子ちゃん 3G」を発表した。システムが停止したり、監視項目が事前に設定したしきい値を超えたりすると警告灯やブザーで通知する。監視ソフトなどによるアラート通知だけでは気づきにくい異常を確実に管理者に知らせる効果がある。

 アイエスエイ(ISA)は、システムの異常をランプとブザーで知らせる専用装置「警子ちゃん 3G」(写真1)を発表した。システムが停止したり、監視項目が事前に設定したしきい値を超えたりすると警告灯やブザーで通知する。監視ソフトなどによるアラート通知だけでは気づきにくい異常を確実に管理者に知らせる効果がある。

 今回発表したモデルは3世代目にあたる。新版は監視対象となるシステム数や警告灯の数を増やした。監視対象数を従来の10台から20台に拡張したことで、「サーバーの高集積化が進み、1台のラックに搭載するサーバーが増えている現状に応えた。個々のサーバーを監視するのはもちろん、サーバーの異常により影響が出るであろうシステムを紐付けておけば、広範なシステムの異常も監視できる」(ビジネス支援グループ マネージャ 松本健平氏)という。

 警告灯の数を増やし、3灯モデルと5灯モデルを標準で提供するようにした。従来は1灯と3灯モデルのみで、5灯モデルは個別に対応していた。色数を増やすことで、異常時の対応状況を細かく表現できるという。「例えば黄色点滅時は注意を喚起する意味を持つが、常灯なら原因を調査中、他の色も含め複数色が点灯する場合は復旧対処中といったように、異常発生後の状況を把握しやすくした」(同氏)。

 価格は接続方式により異なる。LANで接続する「DN-1300GL」の希望小売価格(税別)は5万9800円、USB接続となる「DN-1300SE」は4万4800円。接点信号を用いる「DN-1300BZ」は3万9800円(すべて5灯モデルの場合)。警告灯のレンズは透明か色付きかを選べ、本体色もアイボリーと黒を用意。設置場所に応じて選択できる。

警子ちゃん 3Gの外観
写真1:「警子ちゃん 3G」の外観
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