IBMグループの日本ネティーザは2011年1月13日、日本経済新聞社がNetezza DWH(データウェアハウス)アプライアンスを採用したことを発表した。同DWH システムは今春に向け本稼働を目指す。
採用されたDWHアプライアンス「Netezza TwinFin」は、データベース、サーバー、ストレージを管理しやすい単一システムへ統合したもので、PB(ペタバイト)級のデータも迅速に分析できるように設計されている。
日本経済新聞社では、自社DWHシステムの拡充を目的とし、約1年ほどの検討期間を経た後、処理性能の高さと運用の簡易性を特に評価して、Netezza TwinFinの選定に至ったという。
同製品の特徴は以下のとおり。
- コストパフォーマンス:従来のDWHシステムに比べ1/3のコストで10倍~100倍のパフォーマンス
- 拡張性:1 TB以下から数PBまで
- ワークロードが混在する数千ユーザー単位の複雑な環境をサポート
- 汎用ブレードをベースとしたアーキテクチャ
- 汎用のディスク・ストレージとフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)を使用
- 特許取得済みのNetezzaのデータ・フィルタリング・アーキテクチャを実装した、業マルチコア・インテルベース・ブレード
- シンプルなアプライアンス:インデックス化やチューニングが不要で、システム運用管理を最小限に抑制可能
- 業界標準のインターフェース(SQL、ODBC、JDBC、OLE DB)
- 主要なBIツール、アプリケーションおよびインフラストラクチャとの互換性
- エンタープライズ・クラスの信頼性と可用性:99.99% 以上のアップタイム
- グリーン IT:設置面積の小型化、電源と冷却の要件を極少化
- 高度な分析が可能なプラットフォーム:パフォーマンスを飛躍的に向上可能
- 高速ロード:最大2 TB/時
- 高速バックアップ:4 TB/時のスピードでバックアップ&リカバリを処理
Netezza
http://www.netezza.com/
日本ネティーザ
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