[新製品・サービス]

日本ユニシス、U-Cloud IaaSサービスで「ICT仮想デスクトップサービス」の提供を開始

2011年2月24日(木)IT Leaders編集部

日本ユニシスは2011年2月23日、同社のICTオンデマンドホスティングサービス「U-Cloud IaaS」の追加サービスとして、新しい「ICT仮想デスクトップサービス」の提供を3月1日から開始すると発表した。

 日本ユニシスでは、以前からサーバー、ストレージ、ネットワークなどのICTリソースを月額で利用できるIaaS(Infrastructure as a Service)型のクラウドサービス「U-Cloud IaaS」を提供している。今回発表した「ICT仮想デスクトップサービス」は、企業内で個人が利用するPCなどのデスクトップ環境も利用型サービスに移行したいという顧客の要望に応じたもの。

 同サービスでは、U-Cloud IaaS上に仮想デスクトップ環境を構築するため、利用者のPC環境の制限を受けずに、さまざまな場所・端末から安全に利用できる環境の提供が可能になる。同サービスとU-Cloud IaaS上のサーバー、ストレージ環境と組み合わせることで、会議室や支社などオフィス環境の変化にも柔軟に対応できるとしている。また、PC、スマートフォンなどから仮想デスクトップ環境にアクセスでき、外出先での業務やサテライトオフィス、在宅勤務にも対応可能。

 同サービスの特徴は下記のとおり。

  1.  既存オフィス環境からの移行
    通常のPCで稼働するアプリケーションをほぼそのまま稼働させることで、既存のオフィス環境からの移行を手軽に行える。
  2. 情報漏えいなどのリスクを抑制
    サーバー上でデスクトップの一元管理が可能となるため、セキュリティの強化や、ITガバナンスの向上が図れる。また、利用者のPCや端末にはデータが残らないため、紛失や盗難による情報漏えいなどのリスクが抑制可能。
  3. 運用管理負荷の軽減
    管理対象となるすべてのデスクトップを一元管理でき、セキュリティパッチの適用作業やソフトウェアの導入作業など、これまで個々の利用者が実施していた作業を一度に実施できる。それにより、利用者や運用管理者の負荷が軽減可能。


 ICT仮想デスクトップサービスの価格は、仮想デスクトップ台数1,000台の場合、月額3,950円/台(税別)から。なお、1年間の期間限定で、仮想デスクトップ台数20台から利用可能なエントリーモデルも用意されている。

 また、オプションサービスとして、VDI(Virtual Desktop Infrastructure)環境でのウイルス検索を最適化したトレンドマイクロ社のウイルス対策サービス「ウイルスバスター コーポレートエディション 10.5」を提供する。VDI対応機能はClient/Server Suite Premiumにバンドルされる。

U-Cloud IaaS
http://www.unisys.co.jp/services/ict/iaas.html

「ICT仮想デスクトップサービス」
http://www.unisys.co.jp/services/ict/iaas_menu_desktop.html

日本ユニシス
http://www.unisys.co.jp/

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BIPROGY / IaaS / VDI

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