日本電気(以下、NEC)は2011年3月4日、クラウドシステムと、SAPをはじめとした基幹システムとの連携を実現するSaaS型ソリューション「Enterprise Gateway」を強化。新たに、ネットスイート社が提供するクラウドERPスイート「NetSuite」との連携機能を搭載した「Enterprise Gateway for NetSuite」を製品化し、同日より販売活動を開始すると発表した。出荷は2011年4月1日からの予定。
「Enterprise Gateway」は、NECシステムテクノロジーがVigience社と共同開発し2009年7月より提供している、クラウドシステムと基幹システムを連携するためのSaaS型ソリューションである。SaaS型で提供するため、EAI(Enterprise Application Integration)システムなどを自社で構築する必要がなく、初期投資を抑えて短期間でシステム間連携を実現できる。EAIとは、企業内における多種多様なシステム群や各種パッケージ群を連携/統合し、より戦略的な機能や情報提供を実現するシステムのことである。
「Enterprise Gateway for NetSuite」は、「NetSuite」との連携機能を新たに搭載しており、同製品を経由して、基幹システム内の業務データを「NetSuite」側でリアルタイムに活用することができる。さらに、開発環境の強化により、最小限のコーディングと「NetSuite」側の簡単な画面操作だけでシステム間連携を実現できるようになっている。
「Enterprise Gateway for NetSuite」のサービス利用料金(税別)は、10万円~/月。
NECは、国内市場を中心に同製品を拡販し、今後3年間で累計500社への販売を目指すとしている。
Enterprise Gateway
http://www.nec.co.jp/solution/stm/epgw/
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