クラウド インフラ マネージメント ソフトウェア など/富士通 富士通は2011年1月20日、クラウド向け管理ソフト群の機能強化を発表した。仮想マシンの配備に際し、ITリソースの割り当てやネットワークの設定を簡素化、迅速なシステムの立ち上げを支援する。
Webサーバーやアプリケーションサーバーなどの複数の仮想サーバーで構成する業務システムを、1つの構成要素と見なし配備できるようにした。これは、既存システムのサーバー構成情報を活用することで可能にする。具体的にはハードウェアの仕様やOSのパッチ適用、インストール済みのソフトウェアといった情報を自動収集し、ネットワークの設定と合わせてテンプレート化する。これにより利用者は、仮想マシンの仕様を決める画面で、テンプレートを選択するだけで、複数の仮想マシンで構成する業務システムを立ち上げられるようになる。
Webサーバー、アプリケーションサーバー、データベースサーバー1台ずつで構成する業務システムの場合、設計から配備まで3人月かかっていたのが、1人日で済むという。
既存システムの構成情報は構成管理データベースで一元管理する。これを活用することで、必要なサーバー群で構成するテンプレートの作成も効率化できる。利用者はテンプレートの構成情報をそのまま転用するほか、プロセサやメモリーなどのリソースを必要分追加してシステムを構築することも可能。
利用可能な仮想化ソフトは、VMware vSphere 4、Windows Server 2008 R2 Hyper-Vなど。
価格(税別)はITリソースの使用状況を管理する「クラウド インフラ マネージメント ソフトウェア」が23万円、サーバーの余剰リソースを可視化し、リソースの運用効率化を図る 「Server View Resource Orchestrator」が20万円(ともに1サーバーあたり)など。 (折川)
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