スカイアークシステムは2011年4月14日、Webコンテンツ管理ソフトの新版「MTCMS 5.24」を出荷した。サーバー数無制限の上位版において、SQL Serverに加えて新たにOracle Databaseを利用できるようにした。価格(税込)は、1サーバー構成で84万円、サーバー数無制限で220万5000円(税込)。
MTCMSは、シックス・アパートのCMS「Movable Type」(画面1)を基盤に動作するWebコンテンツ管理ソフト(CMS)。イントラネットの社内報や外向けの企業ページなど、情報を頻繁に更新するWebサイトに向く。専門知識を必要とせずにWebコンテンツの登録・更新・管理ができる。Movable Typeの機能強化プラグインとして実装しており、稼働環境となるMovable Typeとセットでパッケージ化している。
画面1:「Movable Type 5.1」の画面例(出典:シックス・アパート)拡大画像表示
企業組織で利用することを想定し、CSVによるコンテンツの一括登録や承認ワークフローといった機能を備える。サーバー数無制限の上位版「Enterprise」ではさらに、LDAP/Active Directory連携によるユーザー管理やユーザーのグループ化、商用データベースの利用など、より大規模な組織で必要とする機能を提供する。
今回の新版では、Enterprise版において、外部データベースとして、既存のSQL Serverだけでなく、新たにOracle Database 11gを利用できるようにした。動作基盤となるMovable Type Advanced(旧称はMovable Type Enterprise)では以前からSQL ServerとOracleの両方を使えているが、プラグインであるMTCMSでOracleを利用できるようになるのは、今回が初めて。
新版ではまた、より実務用途に向くように改良した。例えば、CSV一括登録において、文字コードにUTF-8を利用できるようにした。ワークフローの差し戻し通知メールを、承認フローの関係者全員に送信できるようにした。データ管理画面おいて、「コメント」などと固定化されていたデータ名の文言を、「質問」「回答」などへと自由に変更できるようにした。
稼働OSは、Windows 2003/2008、各種Linux(RedHat Enterprise Linux 4/5、CentOS 5)、Solaris 10、Mac OS 10.5以上。利用可能な外部データベースは、シングル・サーバーのMTCMS標準版がMySQL 5.0.x、サーバー数無制限のMTCMS EnterpriseがMySQLに加えてSQL Server 2008およびOracle Database 11g。
スカイアーク / Movable Type / CMS / シックス・アパート / Oracle Database / SQL Server
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