[新製品・サービス]

社外でのパソコン利用を想定した薄型・軽量の静脈認証装置

2012年3月23日(金)

日立製作所 日立製作所は2012年1月30日、薄型で軽量の指静脈認証装置を発表した。モバイル環境でのパソコン利用を想定した製品で、日立が「日立指静脈認証装置S-1」、日立ソリューションズが「静紋(じょうもん)JS1」の名称でそれぞれ31日に販売を始めた。

指静脈認証は、近赤外光を指に照射した際に浮かび上がる静脈パターンを基に個人を識別する生体認証技術の1つ。体の表面にある指紋と違い、体内にある静脈は偽造が難しく、第三者によるなりすましやシステムの不正利用を防ぎやすいとされる。

新製品はノートパソコンにUSBケーブルで接続して、Windowsへログインしたりスクリーンセーバーのロックを解除したりする際に使う。あらかじめ利用者の静脈パターンを認証装置に登録しておき、認証時に読み取ったパターンと照合する。その際に誤って本人を拒否してしまう確率は0.1%。反対に、第三者を本人と誤って認証してしまう確率は0.0001%。

装置は幅52×高さ17×奥行き64ミリ。重さは約35グラム。最大6種の静脈パターンを保存しておける。 (栗原)

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