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【session 05】データマネジメントの専業ベンダーが提示する顧客中心のソリューション(インフォマティカ・ジャパン)
2012年5月10日(木)
ビッグデータをビジネスチャンスに変える マスターデータ管理へのアプローチ ソーシャル・ネットワークのデータも含めたビッグデータを、企業として活用するためにどんなアプローチが必要なのか。もし正しいデータが使われなければ、データ分析をしても成果は期待できない。ここでは、ビッグデータがビジネスにもたらす価値と、その恩恵を享受するためにマスターデータをどう管理すべきなのかが紹介された。
クラウド、インタラクションそしてモバイルが新潮流
マスターデータ管理部門
シニア・ソリューション・コンサルティング・ディレクター
キム・デ・ジュン 氏
Informaticaは、タイムリーで信頼性の高いデータを活用するためのデータ統合、データマネジメントのプラットフォーム(ソフトウェア)を提供している。Informatica Asia Pacific and Japan マスターデータ管理部門 シニア・ソリューション・コンサルティング・ディレクター キム・デ・ジュン氏は、ビッグデータ時代のメガトレンドとして「クラウド、インタラクション、モバイル」を挙げる。
「多くの場合ERPやCRMなどのシステムの顧客データは自社サーバーに保管されてきた。しかし、今後はクラウド環境を上手に活用することが重要。FacebookやTwitterなどの普及に伴って急増するインタラクションなデータを、企業としてどう活用するのかといったことが注目されているように、データは顧客と企業の双方で活用される時代になってきた。また、これま主にオフィスのPCに限定されていたデータの活用場面が、モバイル機器の高性能化によって、時間や場所を選ばないようになったことも、大きな変化につながっている」(キム氏)。
段階を踏んだマスターデータ管理が活用できるデータの獲得につながる
ビジネスにおいても、Facebookに代表されるインタラクティブなソーシャルデータが急速に増加しているのが最近の大きな動きだ。
「例えば、小売店が専用Facebookアプリを提供することで、顧客はよりパーソナライズされたサービスを受けることができ、小売店はより効果的な販売やマーケティングを行うことができるようになる。Informaticaが提供するマスターデータ管理ソリューションでは、こうした顧客のFacebook上のソーシャルデータと、小売店の顧客に関する販売データの両方を統合して管理することができる」とキム氏は説明する。
今後、ビッグデータをビジネスに活用するためには、ERPやCRM、クラウド環境など様々なアプリケーションが持つ数多くのマスターデータを統合して、ビジネスに対して単一のビューが必要となる。しかし、顧客データを統合するうえで、不完全で一貫性に欠け、重複しているデータがベースになっていては、成果は期待できない。
すべての情報を単一のビューで捉える
キム氏は「マスターデータ管理には、元になるシステムへのアクセス、データのマスタリング、運用や分析に対する提供、という3段階が存在する。さらにマスタリングには、発見、モデリング、クレンジング、識別、解消、関連付け、ガバナンスという7つのステップが必要だ。こうしたプロセスを経て、はじめて有効で活用可能なデータを手にすることができる」と語る。それを支援するのが同社のソリューションだ。
「Informaticaの顧客中心型ソリューションでは、正確な単一のビューによって顧客を特定し、顧客関係の360度ビューによって、購入履歴を整理した情報、所属する組織における関係、家族関係、といったあらゆる角度から顧客プロファイルを分析できる」と訴求するキム氏。すべての情報を単一のビューで捉えることで、顧客との関係が深められ、顧客対応部門の生産性向上にもつながるのである。
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