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OpenStack準拠のパブリッククラウドでロックインの懸念を払拭

日本ヒューレット・パッカード

2012年5月18日(金)力竹 尚子(IT Leaders編集部)

日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2012年4月13日、パブリッククラウド事業に本格参入すると発表した。サービス名は「HP Cloud Services」。招待制のクローズドベータサービスを終え、5月から一般企業向けのパブリックベータサービスを開始する。

北米に置くデータセンターから、仮想サーバーとオンラインストレージを提供する。最も安いプランの場合、1時間当たりの利用料金は4セント程度という。最大の特徴は、オープンソースのクラウド基盤ソフトである「OpenStack」に準拠していること。「ベンダーロックインのないオープンな環境は、(アマゾンなどの)先行ベンダーにはないメリットだ」(山口浩直執行役員)とユーザー獲得に自信を見せる。

一方、一足早い4月に「Enterprise Cloud Services」のパブリックベータ版を提供開始した。これは、企業のIT資産をHPのデータセンターに設置。システム開発や運用・保守、監査対応を代行するサービス。海外ではなく都内のデータセンターを利用するため、官公庁のニーズも見込めるという。価格や売上目標は非公表。 (力竹)

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