レノボ・ジャパンは2012年6月5日、法人向けノートPC「ThinkPad」の新製品群を発表した。
ThinkPad新製品は、起動時間が短く、バッテリーの持ちが良いスマートタブレットの使い勝手に近づけることを意識した。例えば、ラピッドブート機能。システムのメモリーをブート支援キャッシュストレージとして利用し、HDDモデルの起動時間を短縮する。Windows 7を約25秒で起動できるようになる。競合PCよりも40%程度速いという。
あわせて、スリープ時の消費電力量を削減。最大で30日以上バッテリーを維持できるようにした。 また、多数のソフトをインストールしてもブート時間が長くならないようにする「ブートシールド」機能も追加した。OSを起動する際、必要最低限のプログラムだけを読み込むようにすることで、所要時間を短くする。
その他、30分で80%までバッテリーを急速充電する「ラピッドチャージ機能」や、ThinkPadをWi-Fiアクセスポイントとして利用できる「テザリング機能」、テレビ会議などでデスクトップ画面を共有する機能も備える。