レッドハットは2012年7月31日、Javaアプリケーションサーバーの新版「JBoss Enterprise Application Platform 6.0(以下、JBoss EAP 6.0)」の提供を開始した。
最新版は、(1)仮想化、クラウド環境への適応、(2)運用管理機能の強化、(3)Java EE6への対応などを行った。
- 仮想環境やクラウド環境への適応
CPUやメモリーなどのシステムリソースを効率的に利用するようにした。仮想化やクラウド環境では物理サーバーのリソースの使用率が高まる。これまでは、リソースをふんだんに使用できることを前提としてきたが、他のサーバーなどに影響を及ぼさないよう、限られたリソースで稼働するようにした。簡単なアプリケーションであれば50MBでも動作する。また、サーバーの起動時間を短縮。システムを素早くスケールアウトできるようにした。
- 運用管理機能の向上
新しいドメイン管理の概念を導入。アプリケーションサーバの運用管理を支援する。また、コマンドラインインターフェースを刷新。細かい設定や処理の自動化を実現できるようした。同時にリリースされるJBoss Operations Network 3.1を併用すると、アプリケーションサーバの状態を監視するモニタリング、アラート通知機能を利用できる。
- Java EE6への対応
CDI(Context Dependency and Injection)や、JAX-RSをサポートするRESTfullサービスなど、Java EE6の新機能を利用できるようにした。同日、リリースした開発ツール「JBoss Developer Studio 5.0」もJava EE6の新機能を使ったアプリケーション開発に対応した。
製品提供、テクニカルサポート、アップグレード、修正プログラムを含む年額サブスクリプションは、16CPUコアあたり85万8000円から(税別)。
Red Hat / JBoss / アプリケーションサーバー / Java
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