2012年10月21日〜25日の日程で、テラデータユーザーによる年次カンファレンス、「2012 Teradeta PARTNERS User Group Conference & Expo」が2米ワシントンDCで開催されている。まずは基調講演のトピックをお届けする。
「DECISION POSSIBLE」。つまりは、情報システムに集約・蓄積するデータから知見を導き、的確な意思決定に結びつけようというのがPARTNERS 2012のキーメッセージだ。ユーザー主導によるイベントという性格だが、もちろんテラデータ自身も最大限にコミットしており、最新の戦略やソリューションが来場者に向けて提示される。10月22日の8時45分からはキーノートの位置づけで「オープニング/ゼネラルセッション」が開催され、広大な会場は朝早い時間帯から熱気につつまれた。
テラデータの首脳陣として、まずステージに上がったのがCEOのマイク・コーラー氏である。冒頭、世界各国から3800人以上の来場者を迎えたことに感謝の意を表しつつ、昨今の好業績をアピール。2012年度第1四半期の売上が6億1300万ドル(前年同期比で21%増加)に達したことや、顧客数、従業員数ともに5年前に比べて順調に伸びているといった指標を示した。
基調講演の壇上に立つテラデータのマイク・コーラーCEO
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