[新製品・サービス]

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新製品・サービスまとめ(2012/10/15〜2012/11/12)

2012年12月13日(木)IT Leaders編集部

1カ月間に発表された主要な新製品・サービスを紹介する、ニュースフラッシュ 新製品・サービス編。ハードウェアやソフトウェア、システムの各分野から12個の新製品・サービスを取り上げた。

ビッグデータ活用

大量データの分析基盤をクラウド化し導入費を抑制

サイオステクノロジーは2012年10月29日、ビッグデータを分析するためのクラウドサービス「Treasure Data Cloud Data Warehousing Service」の提供を開始した。クラウド経由で提供することにより、分析基盤を低コストで利用できる。データの取り込みや統合、BIとの連携などを支援するサービス「SIOS Support for Treasure Data」も別途用意する。月額料金は15万円から。

モバイル接続サービス

外出先から社内システムを安全に操作

日本ユニシスは2012年11月1日、スマートデバイスから社内システムを利用できるようにするサービス「mobiGate」の提供を開始した。アプリケーションのユーザーインタフェースをスマートデバイス用に変換することで操作可能にする。端末や利用者ごとにアクセスを制限する機能も備える。月額料金(税別)はグループウェアを利用する場合が1IDあたり800円から。

ストレージ

データの最適配置により性能を向上

NECは2012年11月5日、SANストレージ「iStorage M700」を発売した。搭載するプロセサ数を増やしたほか、内部バスの帯域を拡張したことで、従来機「M500」に比べて性能を約3倍に引き上げた。データのアクセス頻度に応じて最適な記憶装置(SSDやHDDなど)に自動配置する機能を備える。データの保存容量は最大2.2PB。価格(税別)は容量が900GBの場合で1765万円から。

クラウド

負荷に応じて仮想マシンを自動で増減可能に

伊藤忠テクノソリューションズは2012年11月5日、IaaS「TechnoCUVIC」に負荷状況に応じて仮想マシンを自動で増減するオートスケール機能を追加した。ヴイエムウェアのサーバー仮想化ソフト「vSphere」が備える監視機能を使って仮想マシンの負荷を検知。事前に設定したしきい値に応じて仮想マシンを増減させる。負荷分散も自動化する。月額料金は8000円で、初期費用は3万円。

ストレージ

機能を制限して価格を抑えたエントリーストレージ

日本IBMは2012年11月7日、ストレージ「IBM Storwize V3700」を発表した。上位機「V7000」のデータをリアルタイムに圧縮する機能と、異機種のストレージを接続する機能を省いた製品。ストレージの利用効率を高めるシンプロビジョニングや、スナップショットを作成する機能を備える。データ転送速度が1GbpsとなるiSCSIインタフェースを標準で装備する。価格(税別)は122万7200円から。

コミュニケーション

中堅中小企業向けのコミュニケーション支援サービス

リコージャパンは2012年11月12日、「リコービジネスインターネットサービス」を発表した。PBX(構内交換機)機能やユニファイド コミュニケーション向けのアプリケーションをクラウド経由で提供する。内線/外線電話、メール、チャット、Web会議などを利用シーンに応じて使い分けられる。従業員が100人、IP電話機が70台、2拠点に設置する場合の月額料金は20万円から。

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