MM総研が企業向けクラウドサービスのランキングを発表した。1位は、NTTコミュニケーションズの「Bizホスティング」。以下、日本IBM「IBM SmarterCloud」、富士通「FGCP/S5」、NECビッグローブ「BIGLOBEクラウドホスティング」、GMOクラウド「GMOクラウドPublic / IQcloud」と続く。
企業向けクラウドサービスのランキング1位は、NTTコミュニケーションズの「Bizホスティング」。以下、日本IBM「IBM SmarterCloud」、富士通「FGCP/S5」、NECビッグローブ「BIGLOBEクラウドホスティング」、GMOクラウド「GMOクラウドPublic / IQcloud」と続く――。
調査会社大手のMM総研は「ビジネスクラウド総合評価調査」として、こんな結果を発表した(本誌編集長が審査委員として協力している)。ある意味、順当すぎて意外性に欠ける面があるが、そもそも「ビジネスクラウド」とは何であり、評価基準はどんなものなのか。
MM総研の発表資料によると、企業の情報システム基盤や災害時に継続運用できる社会基盤に適したサービスを評価するのがこの調査の目的。つまり料金やスケールの自由度もさることながら、信頼性や安定性に重きを置いているわけだ。
その上で、基本機能、サービス実装、ネットワーク、信頼性、運用サポート、料金体系の6分野について、合計43項目をリストアップ。重要度を加味した上で点数付けしてランキングを算出している。例えば基本機能では、サービスの操作性や即時入手性、提供するリソースの多様さ・豊富さなどの8項目。
サービス実装では、クラウドサービスの利便性を高める付加サービスについて、ファイアウォールやオートスケール機能など12項目、信頼性では、データバックアップやSLA、BCP対策など6項目をそれぞれ評価している。これらの評価項目は本調査のために新規に作成したもの。調査結果もさることながら、項目自体が事業者選定の参考になるだろう。
なお調査対象は以下の30社。MM総研は今回を第1回として、今後も定期的に調査を実施する計画だ。
調査対象企業:Amazonデータサービス、GMOクラウド、Google、IDCフロンティア、IIJ、ITコア、KDDI、KVH、NEC、NECビッグローブ、NTTコミュニケーションズ、NTTコムウェア、NTTデータ、SCSK、TIS、伊藤忠テクノソリューションズ、さくらインターネット、新日鉄住金ソリューションズ、ソフトバンクテレコム、電通国際情報サービス、ニフティ、日本HP、日本IBM、日本ユニシス、日立システムズ、日立製作所、富士通、フュージョン・コミュニケーションズ、フリービット、日本マイクロソフト
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