NTTネオメイト(現NTTフィールドテクノ)が全従業員6000人のPCを仮想デスクトップに移行した。仮想インフラには、ヴイエムウェアの仮想デスクトップソフト「VMware Horizon View」と、サーバー仮想化ソフト「VMware vSphere」を採用した。また、トレンドマイクロのセキュリティ対策ソフト「Trend Micro Deep Security」も導入した。ネットワンシステムズが2013年9月6日に発表した。
NTTネオメイト(現NTTフィールドテクノ)は、NTT西日本グループの情報通信サービス企業で、NTT西日本エリアの情報通信インフラの構築や、保守・運用業務を担う。ワークスタイル改革や管理業務の効率化、セキュリティ強化を目的として、全従業員約6000名のデスクトップ環境を仮想インフラに移行。2013年4月から稼働を開始した。
仮想インフラには、ヴイエムウェアの仮想デスクトップソフト「VMware Horizon View」と、サーバー仮想化ソフト「VMware vSphere」を採用した。また、トレンドマイクロのセキュリティ対策ソフト「Trend Micro Deep Security」も導入した。
今後は、BYOD(私物端末の業務利用)の解禁や、コミュニケーションツールの導入などを検討する。場所や端末を問わない働き方を実現したい考えだ。今回のプロジェクトで得たノウハウを活かして、仮想デスクトップ関連サービスも提供する。
導入はネットワンシステムズが担当した。自社での仮想デスクトップ導入実績をもとに、パフォーマンスとコストのバランスを考えた提案を評価した。