NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションは2013年11月1日、Web上の口コミや行動を分析するサービス「カスタマ・インサイト・シリーズ」を発表した。ビッグデータを効果的に測定できるようにすることで、企業のマーケティング活動を支援する。
分析対象の異なる3つのサービスを連携する。Twitterや国内主要ブログの投稿を分析する「BuzzFinder」、顧客満足度などを調査する「gooリサーチ」、Web上の行動履歴を分析する「Visionalist」を組み合わせる。これらサービスを連携することで、単体サービスでは得られなかった顧客像や気づきを導き出す。
BuzzFinderは、日本語で投稿されたTwitterの全データを分析対象に含められるのが特徴。膨大な投稿を分析できるようにすることで、分析結果の確度を高められる。一般的なTwitter分析サービスの場合、抽出した一部のデータしか分析対象に含められない。
gooリサーチは、217万人の会員から得られた調査結果を分析できる。モニターや調査項目などをポリシーに基づき管理することで、調査結果の品質を確保する。
Visionalistは、Webサイトをどのように巡回しているのか、どのWebページで離脱したのかなどを可視化。Webサイト訪問者の行動や傾向をきめ細かく分析できる。
なお同社は、「gooリサーチ」の名称が2013年12月9日より「NTTコム リサーチ」に変更することも発表した。