富山・石川県において都市ガスやLPガスを販売する日本海ガス(本社:富山県富山市)は、新料金システムを稼働開始した。製品を提供した日本オラクルが2014年3月3日に発表した。
新システムは検針や料金管理、請求、債権回収といった機能を備える。公益企業向け料金管理アプリケーションである「Oracle Utilities Customer Care and Billing」を用いて構築した。アクセンチュアが業務設計とシステム構築を担当した。
同社の業務プロセスはこれまで、都市ガスやLPガスなど販売品目ごとに異なっていた。今回のシステム刷新は、これらを共通化して料金計算業務を効率化するほか、ガバナンスを強化することが狙い。
将来の電力販売への参入に向けた布石でもある。新システムにおいては料金メニューを部品化し、拡充や変更があった際のシステム変更をしやすくした。これにより、新規事業のスピーディーな立ち上げが可能になる。
プロジェクトの概要
ユーザー名 | 日本海ガス |
業種 | ガス事業 |
導入システム | 料金システム |
導入目的 | 料金計算業務の効率化、ガバナンス強化 |
導入時期 | ─ |
主な利用製品 | 「Oracle Utilities Customer Care and Billing」(日本オラクル) |