SASと科学技術振興機構は2014年3月10日、「データサイエンス・アドベンチャー杯」の結果を発表した。金賞は、東京ガスの技術開発本部に所属する4人が受賞した。
同コンテストは、SAS Institute Japanと独立行政法人科学技術振興機構(JST)がデータ分析人材の育成を目的として開催したもの。
JSTが持つ科学技術分野のデータを対象に、自由にテーマを設定し、分析した結果をコンテスト委員会が審査する。企業や大学、高等学校から86チームがエントリー、最終的に34作品が提出した。
金賞は、東京ガスに所属する4人が受賞した。テーマは「未来のデータサイエンティストを探せ!~研究分野遷移から見た人材マッチング~」。学生時代の論文と、就職後の論文を比較し、専門テーマの変化からデータサイエンティスト候補の発掘を試みた。
銀賞は、金融エンジニアリング・グループら複数企業からなる「企業に着目した共同研究ネットワーク構造の解析と非連続的成長の予測」。銅賞は、日立ソリューションズ東日本のHSE研開部が受賞した。テーマは、「研究力の向上と実社会の発展の関係分析」。