[事例ニュース]

大分県バス協会が運行情報サイトをクラウド上に再構築、運用コストを3割減へ

2014年3月14日(金)IT Leaders編集部

大分県バス協会は、バス運行情報や乗換案内を提供する情報サイトの基盤システムをクラウドに移行した。2014年3月13日、サービス提供者であるNECビッグローブが発表した。

同協会はこれまで、「バスなび大分」と呼ぶ情報サイトを支えるシステムを自前で構築・運用していた。しかしこの体制では、運用保守に多額のコストがかかる点が大きな課題だった。アクセス増や機能追加のたびにサーバーやネットワークといったITリソースを調達する手間も問題だった。

これらを解決するため、外部のクラウドサービスを採用。クラウド上にシステムを再構築することにより、サービス事業者にサーバー運用を任せられるようになる。試算では、運用コストを従来に比べて約30%削減できる見込み。自前でサーバーやネットワークを用意することなく、しかもそうしたITリソースを必要に応じて増減できるため、システム投資を最低限に抑えられるメリットもある。

システム移行に要した期間は約2週間。大分交通と大交ソリューションズが、NECのクラウドサービス上に構築した。

プロジェクトの概要
ユーザー名 大分県バス協会
業種 一般社団法人
導入システム バス運行情報サイトのクラウド化
導入目的 運用コストの削減
導入時期
主な利用製品 「BIGLOBE クラウドホスティング」(NECビッグローブ)
関連キーワード

大分県 / 運輸・交通 / バス

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