自転車部品・釣具製品メーカーのシマノ(SHIMANO)が100%出資する販売会社であるシマノセールス(本社:大阪府堺市)が販売・物流システムを刷新した。すでに、受注や購買、在庫管理における業務効率を20パーセント向上する成果が出ているという。2014年4月11日、日本オラクルが発表した。
シマノセールスは現在、国内において自転車部品を販売するほか、約60カ国に自転車補修部品を供給している。こうしたグローバル展開の進展に加えて、運営するECサイトの売り上げが好調であることから、2014年12月期には前年比約3倍の受注・出荷を見込む。これに伴い、既存の販売・物流システムの処理能力に限界が来ていた。
新システムは国内外の販売・物流業務を対象とし、購買管理や販売管理、在庫管理、債権管理といった機能を備える。ETLツールを導入することにより、Web受注システムや倉庫管理システムとデータ連携も実現した。
中堅企業向けERP製品である「JD Edwards EnterpriseOne」を採用した。構築を担当したのはジェクシード。
プロジェクトの概要
ユーザー名 | シマノセールス |
業種 | 自転車部品販売 |
導入システム | 販売・物流システム |
導入目的 | 業務効率の向上 |
導入時期 | ─ |
主な利用製品 | 「JD Edwards EnterpriseOne」(日本オラクル) |