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Oracle DBをVMware vSphere環境で最適に運用するためのベストプラクティスを一挙紹介

2014年3月17日(月)

ビジネスクリティカルな基幹システムのパフォーマンスを仮想化基盤で最大限に引き出す ネットワールドは2014年2月21日、ブライベートセミナー「VMware + FlexPod + PernixDataで解決!高性能な仮想化基盤セミナー」を開催した。今や仮想化ソフトのデファクト的存在となったVMware vSphereだが、例えば、Oracle DBに代表されるデータベースや基幹システムなどの運用においては様々な困難やボトルネックに直面するケースも少なくない。これらの課題を根本から解決し、驚異的なパフォーマンスを実現する仮想化基盤のあり方に注目が集まった。

ストレージ性能を再定義する PernixData社のフラッシュハイパーバイザーが、Oracle DBのボトルネックを解消

ネットワールド
マーケティング1部
VMwareグループ
三好 哲生 氏

仮想化やその先にあるSDDC(Software Defined Data Center)を見据えた垂直統合システムが注目される以前、特定のワークロードのためにチューンナップされたコンバージドシステムが登場していた。Oracle DB処理のために特化されたOracle ExaDataは、まさにその代表格だ。

「我々は、VMware vSphere環境を、ExaDataよりもコスト効率の高いOracle DBの運用基盤にすべくチャレンジしている」と表明したのは、ネットワールド マーケティング1部 VMwareグループの三好哲生氏である。この構想を実現するのが、2013年11月に販売を開始した米PernixData社のフラッシュハイパーバイザー、FVPだ。

Oracle DB処理に性能問題が発生する原因の多くは、仮想サーバーではなくストレージRead/Writeのボトルネックにある。そこでFVPは、各サーバーにフラッシュメモリーを搭載し、キャッシュ層にクラスタ化して一次I/Oを高速処理する。

三好氏は、「FVPは、ストレージの性能と容量を分離することで、ストレージ設計のあり方を根本から変革する。DB処理に必要なパフォーマンスはサーバーをスケールアウトすることで得ることができ、基本的にストレージは容量だけを考えればよい。システム構成に大幅な変更を加える必要もない。仮想化されたあらゆるアプリケーションのレスポンスをミリ秒単位に短縮するとともに、ストレージの利用率を向上する、仮想データセンターの戦略的プラットフォームになる」と説いた。

パフォーマンスを最大限に引き出すための、Oracle DB on VMwareにおけるベストプラクティス

ネットワールド
マーケティング1部
VMwareグループ
竹内 純 氏

これまでOracle DBの管理チームは、大量の物理サーバーや仮想マシンの導入と管理、アプリケーションとDBの稼働時間の維持など、多くの課題を抱えていた。

ネットワールド マーケティング1部 VMwareグループの竹内純氏は、「そうした中にOracle DB on VMwareソリューションを導入するためには、まずはベストプラクティスを参照してvSphereのチューニングをOracle DB用に最適化させる。その上で、適切なハードやソフトと組み合わせることにより、Oracle DB仮想化の多くのメリットを享受することができる」と語った。

実際、vSphereで作成できる仮想マシンはOracle DBのリソース要件を大幅に上回っており、適切なチューニングを施すことで十分なパフォーマンスを得ることができる。

ただし、ボトルネックとなりやすいストレージ周りは注意が必要だ。そこで、ストレージのパフォーマンスを最大限に引き出すためには、vSphereと他製品(ソフトウウェア/ハードウェア)との組み合わせが重要となる。竹内氏は、「FlexPodのような高性能な仮想化基盤へのハードウェアリプレイスや、PernixData FVPの導入によってストレージのボトルネックを解消し、課題を解決できる」と強調した。

後半はVMwareとFlexPodを使ったOracle DB仮想化の事例が紹介された。老朽化した物理インフラをFlexPodにリプレイスして、Oracle DBをvSphere環境に移行した事例だ。VMwareとFlexPodのシームレスな連携により、パフォーマンス向上だけなくライセンスの有効活用や運用工数削減、災害対策の強化を実現。この事例は米国の事例で、竹内氏は「日本でもこういった事例を作っていきたい」と語った。

また、竹内氏は、VMware製品はもとよりCisco製品やNetApp製品、PernixData製品の活用に向けて、ネットワールドが用意している充実したサポート体制を紹介。セミナーで紹介した製品を実際に操作できるハンズオンや、提案に使えるセールスツール、効果的な各種トレーニングセミナーを紹介し、今回のセミナーを締め括った。

熱気がこもるセミナー会場の様子

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