IDC Japanは、国内クライアントPC市場の出荷実績値を発表した。2014年第1四半期(1月~3月)の出荷台数は547万台。前年同期比32.8%増だった。
2014年第1四半期 国内クライアントPC出荷台数 トップ5ベンダーシェア、対前年成長率(実績値)拡大画像表示
IDCが国内で調査を開始して以来最多だった。主な要因は、Windows XPサポート終了や消費増税を控えた駆け込み需要。法人向けの出荷台数が前年同期比43.2%増の357万台に上ったほか、家庭向けの出荷台数も同比16.9%増の190万台に伸ばした。家庭向けの出荷台数がプラス成長になるのは、2012年の第1四半期以来、8期ぶり。
各ベンダーとも、前年同期比で軒並み出荷台数を増やした。NEC レノボ グループは34.7%増(ビジネス向け市場+39.8%/家庭向け市場+25.9%)、富士通は53.3%(+57.4%/+41.5%)、東芝は18.8%増(+23.6%/+13.9%)、HPは53.9%(+55.6%/+41.5%)、デルは49.5%増(+45.2%/+75.8%)だった。
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