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「すべてのストレージをフラッシュに」―ピュア・ストレージがSSDアレイ新製品を発表

2014年5月22日(木)河原 潤(IT Leaders編集部)

ピュア・ストレージ・ジャパンは2014年5月22日、SSD搭載ストレージ「FlashArray 400」シリーズの製品ラインナップを拡充し、新モデル2機種とストレージOS「Purity」の新バージョンを発表した。都内で開催された製品発表会での内容をお伝えする。

高信頼性・高可用性を支える専用OS「Purity 4.0」

 新モデルの投入に合わせて、ピュア・ストレージのコアテクノロジーであるPurityがバージョンアップされて第4世代となった。Purity 4.0では、レプリケーションを司る「FlashRecover」技術の大幅な刷新をはじめとした機能強化によって、ストレージの信頼性・可用性やコスト経済性を向上させている。主要な機能強化点は次の3つだ。

DR/データ保護機能

 Purity 4.0の新しいFlashRecoverは、データやネットワーク帯域の抑制が考慮されたレプリケーション/スナップショット機能を利用できる。具体的には、すべてのフラッシュアレイ上でネーティブに動作する「FlashRecover Replication」と、データの重複排除・圧縮を行う「FlashReduce」の組み合わせにより、DR(災害復旧)の実行に必要なスナップショットデータやネットワーク帯域を削減できるという。

統合保護ポリシー管理機能

 FlashRecoverには、データ保護のグローバル管理を簡素化する保護ポリシー管理機能「FlashRecover Protection Policies」も備わる。同機能によって、レプリケーションとスナップショットサービスは単一のポリシー・オーケストレーション層に統合され、ローカル/リモートの所在を問わないデータ保護や、ボリューム別、コンシステンシー・グループ別、アレイ別といったデータ保持をユーザー側で管理することが可能だ。

FlashRecoverPurity 4.0で刷新されたFlashRecover機能(出典:ピュア・ストレージ・ジャパン)
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情報セキュリティ機能

 Purity 4.0に備わるセキュリティ機能「FlashProtect」は、高速データロックとダークサイト・サポートの2つの新サービスをサポート。従来から備わるデータの256ビットAES暗号化機能と組み合わせて、ミッションクリティカル用途にたえる強固なデータセキュリティを実現している。

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