[事例ニュース]

ジャパンネット銀行、外貨預金の取り扱い開始で100件/秒の約定処理こなす新システム稼働

2014年5月29日(木)IT Leaders編集部

ジャパンネット銀行(現PayPay銀行)は2014年5月19日、外貨預金の取扱開始に伴い新システムを稼働させた。構築を担当した日立ソリューションズが2014年5月29日に発表した。

株取引や投資信託など、資金形成の手段が多様化しつつある。こうした流れを受け、ネット専業である同行は新たに外貨預金サービスの提供に乗り出した。

新システムは、外貨による普通預金や定期預金の預け入れや払い戻しといったサービスをオンラインで顧客に提供する。1秒間で100件の約定を処理できる性能を持つ。このほか、口座管理や金利設定、顧客サポートといった行内向けの機能を備える。対象となる通貨は、普通預金が8種類、定期預金が9種類。

外国為替市場における実勢相場に連動してリアルタイムに更新する為替レートに応じて、資産状況をチャート表示する機能も実装。顧客が市況を体感しながら取り引きできるようにした。ユーザーインタフェースは、パソコン・タブレット用、スマートフォン用をそれぞれ開発した。顧客は新システムを、既存のインターネットバンキングシステムからシングルサインオンで利用できる。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 ジャパンネット銀行
業種 金融
導入システム 外貨預金システム
導入目的 サービス拡充、顧客満足度の向上
導入時期 2014年5月
関連キーワード

金融 / 銀行 / 基幹システム / PayPay銀行 / ネット銀行

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