IDC Japanは2014年6月4日、国内のコラボレーションツール市場の調査結果を公表した。「UCプラットフォーム市場」「UCアプリケーション市場」「UCアプリケーションサービス市場」「UCプロフェッショナルサービス市場」の4分野を対象に、市場規模と成長率を予測した。
2013年の国内UC／コラボレーション市場規模は、前年比3.9％増の2052億5200万円。企業音声インフラのリプレース需要が前年に引き続き活発だったこと、Windows XPサポート終了に伴い、コラボレーション系のアプリケーション更新需要が増えたことなどが主な理由。2013年を通して好調に成長した。
2014年はこれらの需要が一巡し、成長率は一時的に鈍化する。前年比成長率1.8％増を見込む。長期的にはワークスタイルの変化に伴い、モバイル関連製品や、ソーシャルビジネスツールなどが市場を牽引、堅調に成長する。2013年～2018年の年間平均成長率は2.9％、2018年の市場規模を2369億7200万円と予測する。
図：国内ユニファイドコミュニケーション／コラボレーション市場拡大画像表示
