[事例ニュース]

ほけん百花、顧客情報管理に電子ペンを活用

2014年6月25日(水)IT Leaders編集部

来店型保険販売代理店「ほけん百花」を展開するいずみライフデザイナーズは、電子ペンを用いた顧客情報管理を開始した。来店客の手書き文字をテキスト変換し、USB経由でシステムに登録する仕組み。製品を導入した富士ゼロックスが2014年6月24日、発表した。

従来、来店客は氏名や住所、職業など保険設計に必要な情報を「ご来店カード」と呼ぶ用紙に記入。手の空いた店舗スタッフが、その内容を顧客管理システムに転記していた。このため、その日の業務量によっては登録が翌日以降に遅れることがあった。さらに、記入済みの用紙を店舗に保管していたため、紛失や盗難のリスクがあったほか、格納スペースを確保しなければならないという課題があった。

そこで、来店者が手書きで記入した情報を電子化するシステムを導入。電子ペンを全69店舗に配備した。

採用した電子ペンは小型カメラを搭載し、専用紙に記入した文字を認識する機能を備える。店舗スタッフは、電子ペンをパソコンにUSB接続することで、認識内容を顧客管理システムに即座に登録できるようになった。

加えて、手書きイメージをPDF形式でサーバーに格納する。記入済みの用紙を店舗内に保管する必要がなくなるため、紙の紛失や盗難のリスクがなくなった。格納スペースの削減も実現できた。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 いずみライフデザイナーズ
業種 生命保険・損害保険代理店
導入システム 顧客情報管理システム
導入目的 業務効率化、セキュリティ強化
導入時期
主な利用製品 「Denshi-Pen」(富士ゼロックス)


 

関連キーワード

金融 / 保険 / 電子ペン / 富士ゼロックス / Denshi-Pen

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