内閣官房は、府省庁が保有し公開しているオープンデータを、個人や企業などの利用者が検索・活用するためのポータルサイトを構築。2014年10月1日に本格稼働させた。
従来、府省庁が公開しているデータを個人や企業などが入手するには、各行政機関のWebサイトを個別に検索して収集する必要があった。
「DATA.GO.JP」と呼ぶ新サイトにおいては、各機関のデータを横断的に検索可能にした。オープンデータの民間活用を促し、新たなビジネスやサービスの創出につなげることを狙う。
検索対象となるデータは、各機関が保有する予算や決算、調達情報、各種統計情報、防災・減災情報など1万件以上。利用者は任意のキーワードのほか、「社会」「経済」「環境」といった属性やファイル形式などを指定してデータを絞り込める。今後は、自治体の公開するデータも検索できるようにしていくという。
日立が、計策策定や構築を支援。自社のクラウド基盤上で新サイトを運用している。
【プロジェクトの概要】 | |
ユーザー名 | 内閣官房 |
業種 | 政府機関 |
導入システム | オープンデータ検索サイト |
導入目的 | オープンデータ活用による新ビジネスの創出促進 |
導入時期 | 2014年10月 |
主な利用製品 | 「オープンデータソリューション」(日立) |