大分市は2014年10月27日、ペーパーレス会議システムを利用開始した。会議運営の円滑化やコスト削減を狙う。製品開発元である富士ソフトが同日、発表した。
新システムは、ドキュメントや動画、画像などをサーバー上で一元管理。会議参加者の端末に、同一画面を配信する仕組み。これにより、紙の資料を印刷・コピーして配布する手間やコストを削減できる。ポインタや手書きメモのほか、発表者が参加者の端末画面を必要に応じて切り替える機能も備える。
導入にあたってはセキュリティを重視した。タブレットに配信するファイルにはすべて暗号化を施す。さらに、タブレットに保存されたデータを遠隔消去する機能を実装している。
富士ソフトのファイル共有サービスを採用した。九州通信ネットワークが構築・保守を担当。
【プロジェクトの概要】 | |
ユーザー名 | 大分市役所 |
業種 | 地方自治体 |
導入システム | ペーパーレス会議システム |
導入目的 | 会議運営の省力化、コスト削減 |
主な利用サービス | 「moreNOTE」 |