[事例ニュース]

千葉大学病院、ネットワークに仮想化技術採用し構成変更の自由度高める

2015年2月13日(金)IT Leaders編集部

千葉大学医学部附属病院は、電子カルテを中心とした病院情報システムを支えるネットワーク環境をイーサネット・ファブリック技術を用いて刷新した。製品を導入した日本アバイアが、2015年2月12日に発表した。

増改築を繰り返してきた同院においては、複雑化したネットワークの運用負荷が高まっていた。構成変更のたびに多大な労力がかかるほか、障害が発生した際の問題切り分けも難しかった。

そこで、病棟再開発を機にネットワーク環境を刷新することを決定。構成変更の自由度が高いイーサネット・ファブリック製品を導入した。

刷新により、ネットワーク変更作業を大幅に省力化できた。エッジスイッチを追加・移設する際、コアスイッチに変更を加える必要がないからだ。さらに、VLANに何らかの障害が発生した場合の影響範囲を最小限に抑えられるようになった。電源工事によって送電が止まる場合、工事が必要な棟のみネットワークを止めるといったことも可能になった。

このほか、新ネットワークは通信経路を多く確保できるフルメッシュ型構成であるため、コアスイッチが停止してもネットワークに影響が出ないメリットがあるという。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 千葉大学医学部附属病院
事業内容 医療・研究
導入システム イーサネット・ファブリック
導入目的 運用管理負荷の削減、耐障害性の強化
主な利用製品 「Avaya Fabric Connect」
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医療 / 病院 / Avaya / 千葉大学医学部附属病院 / 千葉大学 / 千葉県 / 千葉市

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