NTTグループでオープンイノベーションや応用研究開発センターの役割を担う米NTT Innovation Institute,(NTT i3)は2015年2月11日、NFV(Network Functions Virtualization)に対応した企業向けネットワーク構築基盤となる「Elastic Service Infrastructure(ESI)」の限定ベータ版をリリースすると発表した。
「Elastic Service Infrastructure(ESI)」は、クラウド化の進展やセキュリティ脅威の増大、WAN(Wide Area Network)への過負荷といったネットワークの課題解決目指したもの。米Juniper NetworksがOpenStackベースで提供するクラウドオーケストレーションプラットフォーム「Contrail Cloud Platform」と、米Sproute Networksの技術を使っている。
ESIをネットワーク基盤にすれば、通信事業者のデータセンターにおけるクラウドとインターネットトラフィックの負荷や、過度に拡大したWANおよびデータセンターリンクでのトラフィックを減らせる。
また、「as a Service」として提供されるVNFサービスを使えば、低コストで容易かつ迅速にネットワークを更新できる。インターネット経由でソフトウェアVPNを使えば、エンタープライズWANでインターネット帯域幅を利用できるようになる。
NTT i3は、限定ベータ版のリリースに伴い、グループ企業のDimension Data、NTTコミュニケーションズ、NTTデータ、NTTのサービスイノベーション総合研究所などと、ESIの現場トライアルを開始する。ネットワークサービス事業者もトライアルに参加し、VNF製品とNTTのグローバルインフラを活用したNFVベースのソリューションを共同開発する予定である。
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