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大塚商会、中堅・中小企業向けにバックアップサービスを開始

2015年3月13日(金)IT Leaders編集部

大塚商会は2015年3月12日、中堅・中小企業のデータ保護やDR(災害対策)に向けたバックアップサービスを2015年3月16日から始めると発表した。途で、サーバーのOSやアプリケーション、データなどを北海道石狩市にあるさくらインターネット石狩データセンターに一括してバックアップする。

 新サービスでは、中堅・中小企業などITの専門家がいなくても事業継続対策を実施できるように、バックアップサーバー/ソフトの設定から、ハウジングサービス、監視/通報サービス、データセンター間のWAN環境の構築までを提供する。

 ハウジングサービスでは、共有ラックを使用してサーバー1台から利用できる。運用支援では、バックアップデータの整合性のチェックやエラーの通報などを提供する。障害時にはエンジニアがリモート操作でサポートする。

 バックアップには米Arcserveのイメージバックアップソフト「arcserve UDP(Unified Data Protection)」を利用する。データに加え、サーバー内のOSやアプリケーション、各種設定などのシステム環境もバックアップサーバーにコピーする。重複排除機能を使いデータを圧縮することで、データ転送時の負荷の軽減を図っている。

 同社の石狩データセンターは、首都圏から約800km離れており、地震や津波などのリスクも低いという。

 サービスの料金は個別見積もりになる。

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