NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2015年4月3日、企業向けSSO(Single Sign On:シングルサインオン)サービス「ID Federation」を正式なサービスとして提供し始めた。2014年12月からトライアルサービスとして提供してきたサービスの機能を拡充し正式サービスに移行した。ハイブリッドクラウド環境の構築や、マルチデバイス環境でのセキュリティ向上、ガバナンスの強化などに対応する。
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)の「ID Federation」は、SSO(Single Sign On:シングルサインオン)の機能をサービスとして提供するIDaaS(Identity as a Service:サービスとしての認証管理)。米Ping Identityの技術を一部に採用し、1600以上のSaaS(Software as a Service)に対応できる。
具体的には、NTT Comが提供するSaaSに加え、Microsoft Office 365やSalesforce、Box、Google AppsなどのSaaS、各種IaaS(Infrastructure as a Service)上で稼働する業務アプリケーション、および利用企業が持つオンプレミス環境などをシームレスに利用できるようになる。
認証機能については、標準でリスクベース認証を提供。オプションで、機体認証や、タイムスタンプによるワンタイムパスワードを用いるTOTP(Time-based One-Time Password)認証、スワイプ認証、統合Windows認証などを用意する。Active Directoryと連携されれば、利用企業が運用するActive Directoryで認証済みの端末からは、追加認証なしに各業務アプリケーションにアクセスできる。
運用面では、業務アプリケーションごとに管理しているIDやアクセスログ情報を一括管理する。利用者ごとに業務アプリケーションへのアクセスを制御することもできる。
ID Federationの利用料金は、NTT Comが提供するSaaSへのSSO機能などを提供する基本メニューが、1 ID当たり月額100円。オプションメニューは、アプリケーションの追加が1アプリケーションにつき1 ID当たり月額50円、多要素認証はそれぞれ1 ID当たり月額100円などである。
なお、2015年9月30日までに申し込むと、最大100 IDまで基本メニューなどが開通月を含む3カ月無料になるキャンペーンを実施している。
NTTコミュニケーションズ / IDaaS / SSO / Office 365 / Microsoft 365 / Box
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



