企業のWebサイトにアクセスしようとすると、ある日突然「このWebサイトのセキュリティ証明書には問題があります」と表示され、アクセスできないようになっている−−。こんな状況が、近く現実のものとなる。「SHA-2移行問題」といわれるもので、電子署名に使われているハッシュ関数「SHA-1」が危険に晒されているという問題だ。認証サービス会社のサイバートラストは、「現行のSHA-1が危険だという認識を一刻も早く浸透させ、SHA-2への移行を急ぐ必要がある」と警鐘を鳴らしている。
Chrome40および1については、満了日が2016年6月1日から12月31日のものについてはアドレスバーの鍵マークに黄色の三角つきのアイコンを表示し、満了日が2017年以降のものは、空白ページを表示したときと同じ「ペーパーマーク」のアイコンが表示される。
2015年4月にリリース予定のChrome42は、満了日が2016年6月1日から12月31日のものについては、アドレスバーの鍵マークに黄色の三角つきのアイコンを表示し、2017年以降のものについては、アドレスバーに赤い×が付き、httpに2重の赤い取り消し線を表示する予定だ。
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