米リバーベッドの日本法人は2015年4月13日、遠隔地にあるデータやサーバーを1カ所のデータセンターに集約できるインフラ統合製品の最新版「Riverbed SteelFusion 4.0」を発表した。支店や事業所などにサーバーやデータを置かないことで、データのセキュリティや事業の継続性、運用効率の向上などを図る。
SteelFusionは、拠点のサーバーやストレージを仮想化技術を使って1カ所のデータセンターに集約するための仕組み。データのセキュリティとIT管理の一元化を図りながら、支店や事業所などの拠点に対しては、ローカル運用と同様の性能/操作性を提供する。
最新の4.0では、新たに「FusionSync」機能を搭載。プライベートクラウド環境とハイブリッドクラウド環境間でデータを同期し、データセンターに障害が発生した時でも、全データへのアクセスを保証する。拠点とデータセンターの両方で障害が発生した場合は、数分で復旧でき、データの喪失も抑えられるという。
SteelFusionは、CoreプラットフォームとEdgeプラットフォームからなっている。Coreプラットフォームでは今回、容量と性能を強化し、世界各地に拠点が分散する環境にも対応できるようにした。
Edgeプラットフォームでは、仮想マシン用のメモリー容量を最大256GBに拡張。大規模拠点や地域ハブでは、より多くのローカルワークロードを処理できるようにした。「Advanced Tiering Cache」機能を搭載し、SSDの読み取り機能を使用して書き込みキャッシュ性能を強化できるモデルがある。
SteelFusion 4.0は、2015年5月から出荷する予定だ。
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