富士通は2015年4月27日、統合型EC製品「FUJITSU Business Application SNAPECシリーズ」に、レコメンド、サイト内検索、メール配信、サイト分析の4機能をSaaS(Software as a Service)として追加すると発表した。プロモーションやマーケティングのための機能を拡充し、サイト訪問者の満足度を高める。
追加するのは、レコメンドの「FUJITSU Business Application SNAPEC-FORCE Recommend」と、サイト内検索の「同Force-Search」、メール配信の「同FORCE Mail」、サイト分析の「同FORCE Analytics」の4サービス。
FORCE Recommendは、顧客の購買履歴や閲覧している商品情報を基に、リアルタイムに商品レコメンドするための機能。顧客ごとにお薦め商品のページに誘導し、成約率の向上を図る。
FORCE Searchは、検索精度を高めると同時に、結果を短時間で表示することで、顧客がサイトを訪れてから商品を探し出すまでの操作感を高める。
FORCE Mailは、大量のメールを高速、かつ高い到達性で送るための配信エンジン。メール編集用ツールも用意する。
FORCE Analyticsは、ECの自動コンサルティングに向けたサービス。サイトが陥りがちな典型的な症状を自動的に判定し、解決に向けた具体的なアドバイスを提供する。
4サービスの月額利用料は、FORCE Recommendが6万9000円から(税別、以下同様)、Force-Searchが5万7000円から、FORCE Mailが5万8000円から、FORCE Analyticsは1万5000円。いずれも2015年5月末から提供する。