顧客分析やデータ活用サービスなどを提供するアドバンリンクは2015年5月22日、豪Yellowfinが開発/販売するBI(Business Intelligence)ツール「Yellowfin」をサブスクリプション型で提供すると発表した。
アドバンリンクは今回、豪Yellowfin日本法人と販売代理店契約を締結。Yellowfin製品をクラウドサービスとして提供するほか、オンプレミスで利用するユーザーに向けてサブスクリプション型のライセンスモデルを用意する。
加えて、アドバンリンクの統合CRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)プラットフォームである「CRMstage」と連携させる。顧客分析に加え、広告効果分析やソーシャルメディアの分析などのマーケティング分析機能を強化し、プライベートDMP(Data Management Platform)製品としての機能の拡充を図る。
Yellowfinは、データ分析やレポーティングに加え、レポートの開発やシステムの管理までをすべてWebベースで作業できるBI(Business Intelligence)ツール。レポート/ダッシュボード機能のほか、モバイル端末からの利用にも対応している。グラフや分析結果を他のアプリケーションに組み込むこともできる。
Yellowfinの料金は、クラウドサービスの場合が月額5万5000円(5利用者)から、オンプレミスは月額2万5000円(同)からになる。