日本オラクルは2015年6月3日、ファイル共有のクラウドサービス「Oracle Documents Cloud Service」の機能拡張を発表した。マイクロソフトの「Office 365」との連携など、エンドユーザーの利便性の向上を図っている。
ファイル共有サービス「Oracle Documents Cloud Service」の新機能の1つがOffice 365との連携。Documents Cloud上にあるファイルをOffice 365から開いたり保存したりできるようにした。
ファイルの表示では、従来のリスト表示に加え、サムネイル表示に対応したほか、ファイルの内容をテキストで記述できる「説明ボックス」を追加した。管理者用画面では、ユーザー管理やサービス制限、使用状況へのアクセスを容易にした。カスタマイズを容易にするため、REST API(Application Programming Interface)のサンプルやWADL(Web Application Definition Language:HTTPベースのアプリケーション用の記述言語)定義ファイルも提供する。
コンサルティングサービスも用意する。アクセス管理やバージョン管理などの運用ポリシーとオペレーションの設計、パブリッククラウドとプライベートクラウド、オンプレミスの複数を統合した環境でのシステム設計/導入を支援する。同社のSaaS(Software as a Service)との連携などにも対応する。
Documents Cloud Serviceは、Oracle Databaseを使ってセキュリティ強度を高めているファイル共有サービス。REST APIを提供し、同社のSaaSやPaaS(Platform as a Service)、他社製アプリケーションなどに組み込んだり、連係させたりができる。
Documents Cloud Serviceの料金は、1ユーザー当たり月額1630円(税別、最小25ユーザー)から。1アカウント当たりのファイル容量は500GBからで、アップロードするファイル単体の容量は無制限である。
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