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富士通、グローバル化に対応した人事給与/人事のアウトソーシングを開始

2015年7月10日(金)IT Leaders編集部

富士通は2015年7月9日、グローバル展開を図る日本企業を対象に、人事給与/人事の業務のアウトソーシングサービスを開始したと発表した。世界各拠点の人事と給与の状況を一元的に把握し、給与コストの状況を見ながら人材の能力や育成状況、配置を効率的に管理する。

 「FUJITSU BPOサービス グローバルHCMサービス」は、英NGA Human Resources(NGA)の人事給与業務システム「euHReka(ユリーカ)」と、独SAPのタレントマネジメントシステム「SuccessFactors」を利用するサービス。両者のデータをリアルタイムで連携させて提供する。

 企業全体の給与業務のコストや人材活用/育成などの状況を、グローバルに統一した指標でリアルタイムに把握し、コスト削減や、より有効な投資、戦略的な人事に活用できる。各国の法改正に標準で対応し、海外企業とのM&A(企業の統合・合併)などにも対応できる。

 導入検討段階では、人事給与/人材管理業務の現況を評価してコストを算出し、導入効果測定結果を提示する。導入決定後には、企業ごとに専任のサービスマネジャーを配置し、同サービスを利用した人事給与/人材管理業務の企画から導入、移行、業務運用に至る工程を一貫して管理。世界の全拠点での人事給与/人材管理業務の全体最適化を支援する。

 NGAの世界30カ所以上のサービス拠点を通して同サービスを展開し、各国の社会保障制度や税制度などの法定要件、慣習的な業務プロセスなどを考慮した各国別の業務オペレーションモデルとドキュメントのテンプレートを提供する。企業の各拠点のプロセスやソリューションを標準化することで、導入期間は7〜10カ月に短縮できる。

 グローバルHCMサービスの料金は、初期導入費用は個別見積もり、月額運用費用は従業員1人当たり1000円(税別)から。2017年度末までの3年間に累積で300億円の売り上げを目標にする。

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