リコーは2015年7月15日、ネットワーク環境の構築から保守・運用までを支援する「リモートネットワークサービス」を2015年7月22日に発売すると発表した。中堅・中小企業など専任技術者を持たない企業などを対象に、オンラインによる遠隔操作で対応する。
「リモートネットワークサービス」は、リコーが展開するITサービス総合メニュー「ITKeeper(アイティキーパー)」の新サービスになる。統合的なセキュリティ機能を提供する「UTM(Unified Threat Management:統合脅威管理)プラン」と、無線LAN環境を構築する「ワイヤレスプラン」がある。UTMのセキュリティ機能を除いた「ルータープラン」も用意する。
ネットワーク環境構築後のサポートは、主にリモートで提供する。ネットワーク機器の設定変更や稼働状況の監視、障害復旧などを遠隔地から実施する。リコーの「マネージドセンター」からネットワーク機器の稼働状況を監視し、異常を検知した際には利用企業に知らせる。
オプションで、カスタマーエンジニアが訪問する「クライアントサポートサービス」を用意する。障害対応を提供するオンサイト保守サービスや、クライアントの設定や操作支援などをオンサイトで提供する。
リモートネットワークサービスの利用料金は、UTMプランの初期料金が14万4000円(税別、以下同様)で、月額料金が8000円。ワイヤレスプランは初期料金14万5000円で、月額料金は3700円である。2015年度に6500台の販売を目指す。
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